名機列伝

名機列伝『獣王』

4号機_獣王小冊子画像_01

 

2001年1月導入開始のA+ATタイプ。

 

AT機能『サバンナチャンス』搭載で、12種類の組み合わせが正解しなければ揃えられない15枚役を完全ナビゲート。

 

継続ゲーム数は10Gor30Gの2種類で1Gあたり純増約10枚。

 

この『サバンナチャンス』は特定ゲーム数区間を高速で消化すれば1G増やすことが可能だったため3リール同時に見て高速消化する目押し職人が多かった。

(目押しを失敗すると意味がないため難易度激高)

 

設定推測するためには純ハズレ成立時の『サバンナチャンス』当選率が必要不可欠であり、変則打ちするプレイヤーが大半を占めた。

 

最も多かった遊技方法は右リール上段or中段『象』狙い。

 

 

《右リール中段『象』停止》

左リール枠内2連象狙いで『木・象・象』を停止させる。

(チェリーが成立していた場合はチェリーが停止)

 

左リールにチェリーが出現しなければ中リール上段に『象』をビタ押し。

 

■REG成立

中段ラインに象が揃う。

 

■BIG成立

リール制御によって強制的に15枚役が揃う。

 

■純ハズレ成立

表面上なにも揃わない。

 

 

《その他の停止》

左リール枠内に象を目押ししてリプレイor15枚役。

(15枚役は正解しなければ取りこぼし)

 

 

通常時小役狙い+BIG中リプレイハズシ+サバンナチャンス1G増やしという完全技術介入だと、設定6のPAYOUTは150%オーバーという破格のスペックだった。

 

天井はボーナス間1136G消化後のチェリー成立でAT当選。

 

 

サブ基板の抽選がメインとなる仕様だったがクロス設定と呼ばれる《メイン基板設定》と《サブ基板設定》を別々にすることが可能。

 

これを利用して設定投入するホールが激増。

 

設定6確認OKイベントを開催してプレーヤーが設定確認しても表面上は『6』と表示されるがサブ基板の設定を『1』にすることが出来たためホールに騙されてメイン基板だけ設定6抽選を受ける仕様の台を打たされるサービスが流行。

 

対処法として設定確認の際に『正規の手順でもう一度設定6に変更してください。』と頼めばメインとサブで別々になっている設定を同一にできる。

 

 

導入から1年経過した頃、スロ侍がホールで実戦中に欠陥に気付く。

 

獣王を遊技中のプレイヤーが『台が故障した!』と店員を呼び目の前でリプレイが15連続成立するところを見せていた。

 

その他に『赤7・赤チェリー・赤チェリー』の15枚役が毎ゲーム成立している台の報告事例も。

 

同じ役が連続成立するという不可思議なことが起こっていた数ヶ月後に業界を激震させるコピー打法が発覚。

 

ストック機能非搭載なためボーナスのコピーは不可能だが、その他の役は全てコピー可能。

 

手順はコピーしたい役が成立した次ゲーム、レバーの反応をON/OFFギリギリのところで行うだけ。

 

 

一般的に広がっていた情報は1回のみのコピーだったが、スロ侍の実践によって実際は連コピー可能だったと発覚。

 

手順はボタンの色で見極められるため赤でも青でもなく『紫』になるところに反応をキープさせれば連コピー可能。

 

当時、純ハズレ36連続コピーに成功したがサバンナチャンスは5連しかしなかったため純ハズレは連コピーできてもサバンナチャンス当選は連コピーできないことが発覚。

 

通常時に同一15枚役だけを連コピーで成立させ続けることも可能だったが、大当りしていない状態でコインが増え続けるのはあまりにも目立ち過ぎるため打ち止めにされた。

 

4号機_獣王小冊子画像_02

 

4号機_獣王小冊子画像_03

 

4号機_獣王小冊子画像_04

 

4号機_獣王小冊子画像_05

 

 

名機列伝一覧ページへ

トップページへ